EVA素材とは、一体どんな素材なんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
「なんとなく、プラスチックみたいな感じがする…」
というのが正直なイメージではないでしょうか。
今回は、EVA素材とはどんな素材なのか、特徴とメリットデメリットなどわかりやすく紹介したいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
EVA素材とは?
EVA素材とは、熱可塑性(ねつかそせい)合成樹脂のことをいいます。
「EVA」という言葉は、Ethylen-Vinyl Acetate (エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂)という樹脂の名前の頭文字を取った略称で、読み方は「エヴァ」。
酢酸ビニルが約10%以上含まれている素材を指し、プラスチックの一種として私たちの身の回りのさまざまなものに使われています!
EVA素材が使われている製品
あまり聞き馴染みがないEVA素材ですが、実は、私たちの身近にある生活用品でもEVA素材が使われているものは多くあります。
たとえば…
・バスマット
・ヨガマット
・カーペット下地材
・サンダル
・スリッパ
・長靴
・おもちゃ
・包装材
・断熱材
・パソコンケース
・プールで使うビート板
など。
上記の製品を見てみると「やわらかくてクッション性がありそう!」と思った人も多いはず!
まさしくそのとおりで、EVA素材は軽くて弾力性があるのでさまざまな製品のクッションの働きをします。
小さいお子様がいるご家庭では特に、おもちゃやジョイントマットはとても身近ですが、同時に安全性も知りたいところですよね…。
ではここから、EVA素材の特徴やメリット・デメリットについて紹介していきましょう!
EVA素材の特徴・メリット6つ
EVA素材の特徴・メリットは以下の6つ。
・とても軽い
・弾力性・柔軟性がある
・耐久性があり劣化しにくい
・加工しやすい
・地球環境にやさしい
・有毒物質が含まれていない
では、詳しく見ていきましょう。
EVA素材のメリット①とても軽い
EVA素材は、発泡体(泡の力で細かい孔を多数発生させた材料)であるため、空気がたくさん含まれています。
そのため、性質が似ているゴム製品と比べて非常に軽いのが特徴です。
EVA素材のメリット②弾力性・柔軟性がある
EVA素材は、ゴムと同様に弾力があり、力を加えると反発して元に戻る性質があります。
この特徴は、衝撃吸収の働きもしてくれるので、運動用のヨガマットやパソコンケース、梱包材としても使われています。
また、寒くなっても硬くなりにくく、やわらかさをキープすることができます。
EVA素材のメリット③耐久性があり劣化しにくい
弾力性、柔軟性があるので衝撃に強いのはもちろん、水分や紫外線にも強く、耐久性・耐候性に優れています。
そのため、サンダルや長靴、またキッチン用品にも使われることが多いです。
劣化がしにくいので、長期間使えるのは大きなメリットなのではないでしょうか。
EVA素材のメリット④加工しやすい
EVA素材は、プラスチックの仲間の合成樹脂なので、カッターナイフなどで簡単に切れてしまいますし、熱を加えて変形させることもできます。
なので、加工がしやすく、用途によってサイズや形を変えて使用することができます。
EVA素材のメリット➄地球環境にやさしい
人工的な素材なので、地球にとって有害なのでは…?と思う人もいるかもしれませんが、EVA素材は塩素が入っていないため、燃やしてもダイオキシンなどの有害物質は発生しません。
さらに、リサイクルも容易にできますので、地球環境にとって非常にやさしい素材だといえます。
EVA素材のメリット⑥有毒物質が含まれていない
プラスチック素材の中には、間違って舐めてしまうと、体内に悪影響を及ぼしてしまう危険な成分が入っている場合があります。
一方で、EVA素材には、上記のような有毒物質は含まれておりませんので、万が一お子様が口にしてもなんの問題はありません。
そのため、赤ちゃん用のおもちゃやジョイントマットなど安全性を求められる製品に使われることが多いです。
EVA素材のデメリット
EVA素材のデメリットは次の2つです。
・熱に弱い
・裂けやすい
耐久性や耐水性などに優れている反面、耐熱性は比較的低く、高熱を加えるとすぐに形が変形してしまいます。なので、キッチンのコンロ周りや真夏の車内などにEVA素材を置いている方は注意が必要です!
また、柔軟性があるがゆえに、一度傷ができてしまうとそこから一気に製品が裂けやすくなってしまいます。EVA製品を購入する際は、傷がないか入念にチェックすることをおすすめします。
EVA素材が似合う骨格タイプ・似合わない骨格タイプは?
EVA素材でできているファッションアイテムといえば、靴やサンダル!
なのでここからは、EVA素材の靴・サンダルに似合う骨格、似合わない骨格を紹介したいと思います。
EVA素材が似合う骨格タイプ
3つの骨格の中で、EVA素材のファッションアイテムが似合う骨格は、ナチュラルタイプです。
ナチュラルタイプは、骨格がしっかりしているので、ざっくりとしたファッションがよく似合う傾向があります。
シンプルでラフなEVA素材のサンダルと、ナチュラルタイプの気取らない感じのファッションがマッチしていてGood!
ちなみに、ナチュラルタイプの芸能人は次のとおり。
- 綾瀬はるか
- 深津絵里
- 道端ジェシカ
- 長谷川潤
- 杏
など。
骨格にフレーム感があってヘルシーボディに多いイメージがありますね…!
↓ナチュラルタイプの記事は以下を参照。
EVA素材が似合わない骨格タイプ
逆にEVA素材が似合いにくい骨格は、ウェーブタイプです。
ウェーブタイプは基本的に上半身が華奢で、下半身が重たく見られがちです。
そのため、EVA素材のスニーカーやサンダルを履くと短足&重めに見えて下半身だけ「ドラ〇もん」のようになってしまいます…。
足元をスッキリ見せたいウェーブタイプは、エナメルのパンプスやリボンが付いたバレエシューズなどがおすすめですよ!
↓ウェーブタイプの詳しい記事は以下を参照!
EVA素材が似合う顔タイプは?
EVA素材が似合う顔タイプは、フレッシュタイプです。
子供顔×直線と曲線のミックスのフレッシュタイプは、爽やかで親しみやすいのが特徴。
フレッシュタイプの芸能人は以下のとおり。
・広末涼子さん
・宮崎あおいさん
・本田翼さん
・永作博美
元気で若々しく、ポジティブなイメージの方ばかりですよね!
フレッシュタイプは、自然体でいることで魅力が引き出されるので、ラフで着飾らないEVA素材の靴と相性ぴったり。
基本的に子供顔の人が、大人顔よりもEVA素材が似合う傾向にあります。
ただ、デザインや色によって合う合わないがありますので、自分の骨格タイプ・パーソナルカラーも確認したうえでコーディネートをすることをおすすめします。
↓他の子供顔タイプもチェック!
まとめ
今回は、EVA素材とはどんな素材なのか、特徴とメリットデメリットなどを紹介しました。
優れた耐久性と耐水性で、長靴やサンダル、ヨガマットにパソコンケースと私たちの身近なところにEVA素材は使われています。
また、有害物質が含まれていないので、地球環境にもやさしいことがわかりました。
この記事を読んで少しでもみなさんの役に立てたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。