近年秋冬のトレンドアイテムになっている「エコファー」をご存じでしょうか?
「詳しくは知らない…」
「フェイクファーと何が違うんだろう…」
このような疑問を持つ人もいると思います。
なので今回は、エコファーとはどんな生地で何が魅力なのか、正しいお手入れ方法など、詳しくご紹介します!
また、エコファーが似合う骨格や顏タイプも、論理的でわかりやすく解説します。
エコファーの特徴や魅力を知れば、もっとおしゃれを楽しめるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
エコファーとは?
エコファーとは、環境にやさしい合成繊維を加工し、動物の毛皮に似せた素材のこと。
エコファーの「エコ」は「エコロジー(ecology)」からきています。
ひと昔前はリアルファー(本物の動物の毛皮)が主流でしたが、地球環境や動物愛護の観点から、最近ではエコファーを使ったファッションアイテムが増えている傾向にあります。
エコファー生地の特徴
ここからは、エコファーの特徴について紹介します。
特徴①デザインが豊富
特徴②リーズナブルな価格
特徴③お手入れが楽
特徴を知れば、エコファーの魅力と人気の秘密が理解できるでしょう!
では、詳しくみていきますね。
特徴①デザインが豊富
エコファーは合成繊維で作られているので、リアルファーにはないデザインやカラーが楽しめます。
リアルファーだと色ムラや毛の長さがバラバラ、またワンパターンのデザインになることがほとんど…。
一方で、加工がしやすいエコファーは、本物の毛皮のような質感でありながら、さまざまなデザインのものがたくさん作られています。
また、自分の骨格や顏タイプ、パーソナルカラーに合ったデザインやカラーを選べるので、おしゃれの幅が広がりますよね。
特徴②リーズナブルな価格
エコファーは大量生産が可能なので、リーズナブルな価格で手に入ります。
また、技術の発達により、質感はどんどんリアルファーに近づいていますので、気軽にファーを楽しめるのも嬉しいポイントです!
特徴③お手入れが楽
エコファーは、リアルファーよりも手入れがしやすい特徴があります。
耐久性があるので、すぐに毛がダメになる…なんてことはありません!
化学の力も加わった合成繊維でできているので、カビや変色もしにくく、正しいお手入れをしていればお気に入りのファーアイテムを長く使うことができます。
フェイクファーとの違い
「エコファー」と「フェイクファー」の大きな違いは呼び方くらいで、あとは特に違いはありません。
フェイクファーも、エコファーと同じで合成繊維を使った、毛皮に似せて作られた素材です。
ただ、フェイクは「偽物」という意味なので、聞いた感じでネガティブなイメージを持ってしまう人もいます。しかし、エコというと「環境にやさしい」というポジティブなイメージを持つので、最近では「エコファー」と呼ぶ人が多くなってきています。
エコファー定番のファッションアイテム
さまざまなデザインでアレンジが可能なエコファーを、コーディネートに加えるだけで季節感とゴージャス感がグッと増します。
ここからは、エコファーを使った定番のファッションアイテムを紹介します!
定番アイテム①コート
まず、エコファーの定番アイテムの1つ目は、肌寒くなる秋冬をやさしくあたためてくれる「コート」です。
そのやわらかくてゴージャスな外見は、どんなファッションとも組み合わせられます。
たとえば、カジュアルな服装からエレガントなドレッシーな服装まで、幅広いスタイルに合わせて着こなすことが可能◎
ボリューミーなのに重たくならないのも嬉しいポイントですよね!
定番アイテム②ベスト
エコファーの定番アイテム2つ目は「ベスト」です。
これも秋冬の肌寒い季節に、あたたかさと季節感をプラスしてくれるアイテムです。
コートに比べてエコファー部分が少ないので、防寒という意味では、真冬はきついかもしれませんね…。
まあ、コートの下にレイヤードすれば真冬でも問題ないですが…。
エコファー部分がゴージャスなので、小顔効果も期待できますよ!
定番アイテム③バッグ
エコファー定番アイテムの3つ目は「バッグ」です。
バッグもさまざまなデザインのものがあり、カジュアルからきれいめまで幅広く組み合わせができるのは嬉しいポイント。
また、バッグは全体のコーデのなかでも割合が小さいので、ファー初心者にもおすすめです!
大きいサイズのバッグを選んでしまうとコーデが難しくなるので注意してくださいね!
定番アイテム④マフラー
エコファー定番アイテム4つ目は「マフラー」です。
エコファーを使用したマフラーは、首元をあたためるのはもちろん、小顔効果、顏周りを華やかにするなどの魅力があります。
また、多くのデザインがあり、コーディネートのアクセントとして使いやすいのも魅力の1つです!
【番外編】小物・アクセサリー
エコファーアイテムの番外編として小物・アクセサリーがあります。
ピアスやチャーム、ヘアクリップや靴など…最近ではさまざまなファッションアイテムにエコファーは使われています。
「エコファーに挑戦したいけど、あまり目立たせたくない…」という人は、こういった小物類をファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか?
エコファーのお手入れ方法
エコファーアイテムを長持ちさせるためには、正しいお手入れ方法を知って実践することがとても重要です。
まず、エコファーアイテムを使った後のお手入れポイントは次のとおり。
1:使用後は、室内干しをしてしっかりと乾燥させる。
2:やわらかい洋服用ブラシで毛並みを整えるようにブラッシング。
濡れている場合は、タオルでやさしく拭き取り、ある程度ファーから離してドライヤーで乾かしましょう。
※乾かしてる間は、やわらかい洋服用ブラシで毛並みを整えるようにブラッシングすることをおすすめします。
そして、自宅で手洗いまたは洗濯をしたい場合は、まずは洗濯表示を確認しましょう。
手洗いの場合
1:洋服用ブラシでやさしくブラッシングし、毛と毛に絡まったホコリをかき出す。
毛並みに逆らうようにするのがポイント◎
2:桶にぬるま湯と、表記に沿った量の中性洗剤を入れ、エコファーをやさしく洗う。
3:新しいぬるま湯と交換し、エコファーをすすぐ。
4:また新しいぬるま湯を用意し、少量の柔軟剤を入れ、エコファーを軽く馴染ませる。
5:エコファーを軽く絞る。
6:タオルで水気を軽く拭き取って、ドライヤーでやさしく乾かし、ブラッシング。
とにかく「やさしく」がポイントです!
洗濯する場合
1:洗濯OKな場合、エコファーを洗濯ネットに入れる。
2:やさしく洗えるコース(「おしゃれ着コース」など)で、中性洗剤を使って洗濯。
※脱水OKどかうか、洗濯表示をきちんと確認しましょう。
3:洗濯後、風通しの良い場所で陰干し。
もし、水洗いKGの表記があったり、頑固な汚れがある場合、専門のクリーニング店に任せることをおすすめします。
エコファーが似合う骨格タイプ・似合わない骨格タイプは?
ここからは、エコファーが似合う骨格タイプと似合いづらい骨格タイプを紹介します。
ぜひ、エコファーファッションの参考にしてくださいね。
エコファーが似合う骨格タイプ
エコファーが似合う骨格は、ウェーブタイプです。
やわらかい印象で女性らしい雰囲気が漂うウェーブタイプ。
そんなウェーブタイプには、フワフワしたファー素材のアイテムとの相性は抜群!
芸能人で例をあげると、新垣結衣さんがウェーブタイプです。
ファーがよく合う可愛らしいお顔ということもありますが、フワフワした素材を使うことで華奢な部分にボリュームが出て、全体的なバランスが良くなっています!
↓ウェーブタイプの他の芸能人や詳細は以下参照
エコファーが似合わない骨格タイプ
エコファーが似合いづらい骨格は、ストレートタイプです。
ストレートタイプは、立体的で筋肉質な体つきな人が多く、フリルやファーなどフワフワしたアイテムを身につけてしまうと「ごっつい体格」に見られる可能性があります…。
たとえば骨格ストレートの芸能人の長澤まさみさんと橋本環奈さんを見てみましょう。
いかがでしょうか?
完全に肩幅が目立っちゃっていますよね…。
またストレートタイプの芸能人には、深田恭子さんや石原さとみさんがいます。
「あれ?この2人よくドラマでファーとか着てなかった?」
そう思った人も多いと思います。
確かに2人ともドラマや映画でもファーを着ている姿をよく見かけます。
次の章で詳しく紹介しますが、2人ともお顔がファーと似合うタイプなのでアップで写すならOKですが、やはり全体的なスタイルとなると着ぶくれしてるように見えてしまいます…。
↓ストレートタイプの他の記事は以下参照
エコファーが似合う顔タイプは?
エコファーが似合う顔タイプは「フェミニン」です。
フェミニンタイプは、大人顔×曲線を持つ特徴があり、ふんわりとしていてきれいめデザインがよく似合う傾向があります。
実は先ほど「エコファーが似合わない骨格」で紹介した芸能人である深田恭子さんと石原さとみさんがまさにこのフェミニンタイプのお顔だったのです…!
『顏タイプではファーが良く似合うのに、骨格となるとイカつく見えるタイプ』ということですね!
結構当てはまってると思いませんか?
また、曲線タイプはわりとファーが似合う傾向にあるようです◎
↓曲線タイプの記事は以下参照
まとめ
今回は、エコファーとは何か、正しいお手入れ方法、似合う骨格・顏タイプを紹介しました。
秋冬に大活躍間違いなしのエコファーアイテムを、ぜひ上手に着こなして、毎日のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
本記事が少しでも参考になってくれたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。